Jリーグ地名考「神戸」 出陣でござる [歴史と旅]
8月6日(日)夏の甲子園開幕の日、ベガルタ仙台はアウェーの地
神戸ウィングスタジアムでヴィッセル神戸と戦います。
「神戸」という地名ですが、もともと神社に所属し、納める税(租庸調)を
もとに祭祀を支えたり、神社そのものを守る人々、「かんべ」に由来しています。
神戸の場合は生田神社の「神戸(かんべ)」がそのまま地名になりました。
「かんべ」と読むところもあります。三重県から奈良県に向かう近畿鉄道に
「伊賀神戸(いがかんべ)」とう駅名があるのをご存知の方も多いと思います。
戦国時代、織田信長が神戸氏を押さえ、我が子を神戸氏の養子に送り込みました。
その子は豊臣秀吉に翻弄されることになります。
歴史好きの方なら「かんべ」はお馴染みの地名、名字でしょう。
また、「兵庫」という地名は読んで字のごとく武器庫に由来します。
その昔、1500年くらい前でしょうか、領土(国境)防衛のため武器庫をつくり
前線基地としました。それが地名、県名に発展しました。
神戸は平安時代末期、源平合戦の舞台となりました。
源義経、平敦盛などで有名な「一ノ谷の戦い」です。
その地でヴィッセル神戸vsベガルタ仙台がJ1昇格に向けた戦いの
火ぶたが切って落とされます。
おのおの方、内輪もめしているときではございませぬぞ!
選手は先陣、サポは後詰めの出陣でござる!!
面白いですねー、神戸の由来、初めて知りました。兵庫も。
さすがに源平は知ってましたが^^;
by (2006-10-17 16:12)