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Jリーグ地名考 「水戸」(ベガルタ仙台) [歴史と旅]

 今回は「水戸」です。

 水戸は「水の門(と)」を意味しています。
河川や湖の港につけられた名が広い範囲の地名になったのでしょう。
海の港の意味である「津」と共通する部分が多少あると思います。

 水戸付近には「那珂川」と「千波湖」があります。
これらが地名発祥のヒントかも知れません。

 水戸,古くは「三戸」という字も使われていたようです。
「みと」の「み」ですが,全国に散見する地名では「御」「美」「三」の
文字が使われることが多く,これらは慶字,縁起の良い字,
きれいな風景などを表しています。

 慶字といえば,水戸と同じ茨城県の霞ヶ浦沿岸に「みほ(美浦※)」
という美しい地名があります。こちらは1955年,3村合併で誕生した
新しい地名(村名)です。
意味は「みと」とほんの少しつながる部分がありますね。

 どちらも「水」に関係しています。
古(いにしえ)の水戸の風景はどんなだったのか・・・
想いを寄せてしまいます。

 余談になりますが,常陸の国(茨城県)はその昔「佐竹氏」が
治めておりました。
関が原の合戦後,佐竹氏は羽後の国(秋田県)に国替えさせられています。

 水戸vs仙台,秋田出身「熊林選手因縁ダービー」です(笑)!

 さらに余談は続き,佐竹氏と甲斐(山梨県)の武田氏は清和源氏,
八幡太郎義家の弟,新羅三郎義光流の同族です。
水戸と甲府は「源氏ダービー」だったのですね。

 ※:競馬ファンにはお馴染みの「美浦トレセン」があるところです。
   つくば市に住んでいた頃,朝3時起きでトレセンまで「追いきり」の
   見学に行ったことがあります。トレセン内で競走馬が近くを通る
   ときは「立ったまま動かないでください」と言われました。
   馬に蹴られそうになってもです(大げさ)。
   向こうはサラブレッド,こちらは駄馬だから仕方ないか(笑)


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